空知U-11フットサル大会 2日目結果

2010.01.31
菅原です。
空知U-11フットサル大会の結果をお伝えします。

準々決勝 VS FC志文
大会1日目で上幌向に敗れ、2位で決勝トーナメントに進出。相手は予選リーグを圧倒的に突破したFC志文。くりやまFCは、前日獅子奮迅の大活躍をした中川が負傷でベンチを外れ、苦しい布陣。選手には、空知随一のアジリティとアプローチのFC志文に対して、玉砕覚悟の(笑)、真っ向勝負を指示。前日、苦い苦い体験をした選手達の覚醒待ちの判断であったが、選手は崖っぷちの状況に燃える
開始早々、技術もアジリティもクイックネスも上のFC志文に対して寄せまくり、5分、奥河が先制ゴールしかし3分後、相手にワン・ツーからきれいに崩され、1-1に。ゲーム開始直後の点の取り合いも落ち着き、GKも使ったポゼッションでボールを回し始めたくりやまFCが、9分、奥河のゴールで再び勝ち越す。
そして試合は第2ピリオドへ。中川の負傷で、第2ピリオドへとまわった藤村が開始早々、鮮やかにゴールネットに突き刺し、3-1に。応援席も盛り上がる。その後も、羽山が効果的にオフ・ザ・ボールの動きでボールを受けチャンスをつかむが、打てども打てどもネットに嫌われる。と、そこで、前がかりになった左サイドを衝かれ、ズドン!と決められ、3-2に。嫌な流れになりそうなところを、藤村がゴールを奪い、4-2に。一進一退の激しいゲーム展開で第2ピリオドが終了。
そしていよいよ勝負の第3ピリオド。選手には、先週同様、「今までのスコアは忘れること。10分勝負だと思って攻め続けよう」と指示。選手は、技術やアジリティで劣る分を、運動量で補い、走って走って走りまくる。そして3ピリで藤澤がダメ押しゴールを決め、5-2で試合終了。
4年生でのオオムラサキカップではPKで敗れ、昨年のU-10大会では、圧倒的な力の差を見せつけられたFC志文。明らかに相手チームの方が技術も実力も上だったが、皆で必死に戦い抜き、番狂わせを起こし、準決勝進出を果たした。
VS FC志文 ○5-2(2-1/2-1/1-0)得点者 奥河2 藤村2 藤澤

準決勝 VS北村

この年代の最強チームの一つ、北村。ねばり強いDFと、どこからでもシュートを狙い続けるチームで、前日の予選リーグも大量得点で勝ち進み、準決勝に進出してきたチーム。しかし、このゲームでも選手には特に作戦を授けず、「楽しんでおいで」と真っ向勝負を命じる。フィジカルで振り切られ、苦しい場面が続くも、GK吉川がシュートをしっかりと防ぎ、ピリピリした緊張感の中、第2ピリオドへ。第2ピリオドでは、山口が大活躍
しっかりと駆け引きし、フェイクを織り交ぜながらボールを進める。数度の決定的チャンスも、4年生コンビの藤村・羽山が決めきれず、0-0のまま、第3ピリオドへ。上の応援席の声援は凄まじく、後で聞くと酸欠気味だったということ
第3ピリオド、ゴール前の混戦から奥河がゴールネット上に突き刺し、遂に先制
しかし、その後、前線でのアプローチの甘さから一気にゴールへと向かわれ、同点とされてしまう。勢いに乗る北村。苦しくなるくりやまFC。相手選手の鋭いトゥキックも、吉川が素晴らしいセービングでゴールを許さず・・・。技術に優る北村の猛攻が続く・・・。しかし、終了1分前、藤村のCKを、藤澤が鮮やかに合わせ、2-1の勝ち越しセットプレーの練習は全くしていなかったが、アイコンタクトのみで奪った、技あり!のゴール。このゴールで2-1となり、決勝進出を果たした。かっこよかったぞ、りょっち
VS北村 ○2-1(0-0/0-0/2-1) 得点者 奥河 藤澤

決勝戦 VS三笠FC
 
激闘2試合を制し、何とかたどり着いた決勝戦。試合前のミーティングでは、今の中一の、この大会での様子を伝える。三笠ドームで日の出との決勝戦で、ゴールを奪われ続ける苦しい展開の中、ラスト数秒で逆転優勝した先輩達のかっこよさを話した。今の選手達にとっては、あこがれの先輩達である。くりやまFCは、その大会が、U-11大会での初優勝。「君たちの先輩達も、緊張で胸が苦しくなって、でも、皆で声をかけ合って、助け合いながら、必死で優勝したんだよ。もう一度、チャレンジしてみよう。ワクワクして、楽しみながら決勝戦を戦おう」と送り出す。
しかし、独特の雰囲気になるのが決勝戦。「自分のできる技術を、精一杯発揮しておいで」と送り出したものの、やはり勝ち慣れてない(笑)選手達は動きが硬く、開始2分、くりやまのCKからこぼれ球を相手選手にさらわれ、一気にGKと1VS1にされ、先制されてしまう。そしてその3分後、キックインからドカン!とシュートを打たれ、0-2に・・・。決勝戦での2点ビハインドは、なかなか重くのしかかる点差である。しかし、前日、あせりからふがいないゲームをしてしまった選手達は、「落ち着け!」「だいじょうぶだよ!」と、ベンチからあたたかい声援・応援の声が響く。その後、必死に反撃するも、0-2で第1ピリオドが終了。第2ピリオドの選手を集め、「1点ずつ、確実にいこう。ボールを動かして、相手をよくみてだまし続けよう。あせってもゴールは奪えないってこと、昨日学んだろ?」と送り出す。前日の上幌向戦、シュートをハズし続けた選手達は、ニヤリと笑ってコートへ。ここから怒濤の猛反撃が開始される。
2分、藤村。3分、藤村。開始3分であっという間に同点に。5分、三たび藤村のゴールで逆転に成功。何と5分間でハットトリック。小野・山口が効果的にボールを運び、相手のクリアボールを大切に大切にマイボールへとつなげる。羽山は何度も動き直し、シュートコースを作り続ける。素晴らしい雰囲気の中、山口のシュートが相手GKのブラインドとなり、ボールはネットに突き刺さる「やったあ」とガッツポーズのみく。準決勝が終わった後、「すごい楽しかった!」と言ってたみく。あわてず、相手をよく観察した、素晴らしいゴールだった。完全に波に乗ったくりやまFCは、遂に羽山にゴールが生まれる。前日から決定機でゴールに嫌われ続け、チームが勝った後も自分のプレーに悔し涙を流していたりょう。大一番で、かっこいいところをみせてくれました
終わってみると、第2ピリオドだけで5ゴール。5-2のリードで、第3ピリオドへ。第2ピリオドに出ていた選手は、目をキラッキラさせて、「すげー楽しい!!!」とハイテンションでベンチに帰ってくる。「第3ピリオド出たい人ー?」と聞くと、「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」の声、声、声。出ていた選手も、応援していた選手も、全身から「出たーい」というオーラを発していました。こういう精神状態の時は、頭も速く動いて、楽しく駆け引きができるときなんですよね。「まだ試合は終わってない。もう一度、TRしてきたことを確認しよう」「こういう場面で楽しむために毎日がんばってTRしてるんだろ」と、先週同様の声をかけ、選手を送り出す。気持ちがノッてる選手達は第3ピリオドも躍動し、3分・8分に藤村がゴールスコアは7-2に。最後に1点とられるも、7-3で優勝いや~・・・びっくりです・・・。
VS三笠FC ○7-3(0-2/5-0/2-1) 得点者 藤村5 羽山 山口

最優秀選手には、準決勝で大活躍し、決勝も見事なゴールを突き刺した山口選手が受賞。みく、やったね!!おめでとう!!ホントに楽しそうにプレーしてたな

選手には、大会前、「オオムラサキカップの優勝はまぐれだったと思うか?」と問いかけました。選手達は、「まぐれじゃない」と言ってましたが、私は、「まぐれだよ」と冷たく言い放ちました。「まぐれじゃないかどうかは、自分達で証明しておいで」とも伝えました。今大会は、「サッカー選手として自立すること」を選手に要求し、試合前の食事のタイミングや準備、ウォーミングアップ・空いている時間の使い方・選手同士のミーティングに至るまで、選手に行わせました。試合前、こっそり見に行くと、懸命に話し合っている選手達の姿がありました。技術が及ばない分、必死だったのでしょう。胸が熱くなりました。うまくいかなかった予選リーグでの経験を踏まえ、自分達で問題を解決しようとする姿勢が育ってきたことは、指導者として、嬉しく思っています。
夜は「とんとん亭」で、2週連続優勝の美酒を味わいました。選手は相当やかましかったです・・・。

技術的には、空知の中でも決して高い方ではなく、数多くの幸運に助けられてつかんだ結果でもあります。冷静に考えると、優勝に値する実力ではないかもしれません。しかし、選手が力を合わせ、幾度となく訪れたピンチを乗り越えたことは、良い経験となったでしょう。まだまだ至らない自分達の技術を見つめ、明日から再び、コツコツと頑張っていきましょう。
2月には、「札幌ジュニア」「伊達」「北郷瑞穂」「旭川近文」「千歳恵み野」などなど、北海道の並みいる強豪達とのTRMがビッチリつまってます。自分達の現在地を把握して、昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分と、レベルアップしていきましょう。

最後に。保護者の皆様、本当に熱い声援とサポート、ありがとうございました。皆様のおかげで選手は頑張れています
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