全日本少年サッカー大会 道央ブロック代表決定戦

2010.05.17
菅原です。道央ブロック代表戦の結果をお伝えします。

昨日、得失点差で辛くも1位通過で代表決定戦進出を果たしたくりやまFC。
北村も、得失点差で1位あがり。長沼は逆に、得失点差で涙をのんで2位。結局、代表決定戦は、
くりやま(空知1位)VS北広島(千歳1位)
北村(空知2位)VS北陽(千歳2位)
という空知VS千歳の構図に。北村の指導者とガッチリ握手を交わし、くりやまFC、いざ代表決定戦へ!

前半は、長いボールを裏に入れ、フィジカルに長けた前線の選手が仕掛けてくる北広島に対して、今まで通り、相手と駆け引きしながらずらしてボールを動かしながら攻撃を仕掛けるくりやまFCという試合展開。北広島の速いアプローチに苦しめられ、せっかくボールを前線まで運んでも、クリア1回でまたくりやまGKまでボールがいき、組み立て直すという時間帯が続く。そんな中、得たFKを藤村が右足一閃。逆サイドのゴールネットに鮮やかに決め、くりやまFCが先制。ゴールによって選手にはパワーが与えられ、アプローチのスピードが上がる。
すると、相手のクリアボールが山口のもとへ。くりやまFCはチームの戦いのコンセプトの中で、サイドバックがボールを持つ機会が多い。サイドバックの山口には、パスの「質」を要求し続けてきたが、山口は必死に取り組みつつも前日は波に乗りきれず、本人は悔しい思いをしてきた。しかし、この大切なゲームで山口は丁寧なインサイドキックで奥河にビシッとパスを通す。北広島のDFのギャップを狙い続けてきた奥河は見事なコントロールで反転し、GKと1対1に。ここで奥河はニアサイドに鮮やかにゴールを決め、2-0に。やったね、みく、りょうま!さすがです。
チームの雰囲気はさらにあがる。
しかし、前半終了間際、執拗に蹴られ続ける長いボールの処理をDF陣がミス。飛び出したGK吉川の鼻先でヘディングされ、ボールはコロコロと無人のゴールへ。2-1とされ、前半を終える。
「次の1点を取りに行こう」と選手に伝え、戦術上の確認をして臨んだ後半。しかし、開始早々、左サイドのコントロールミスからまたも長いボールを入れられ、アプローチに寄せたところ、PKに。あっという間に2-2の同点とされる。よく鍛え上げられた北広島の選手は、裏を狙い続け、速いFWの突破に賭ける。くりやまFCはギリギリでボールを奪い、少しずつボールを運ぶも、こぼれ球を大きく蹴られ、追い続ける、という苦しい展開だったが、空知地区予選でたくましくなっていた選手達は同点にされても気落ちすることなくファイトし続け、その後は両チーム無得点のまま延長戦へ。
延長戦も裏へ蹴られ続け、終了間際にはDFが2人連続して空振りし、GKと1対1となる大ピンチがあるが、シュートは枠を外れ、ノーゴール。代表決定戦はPK戦へと持ち込まれる。
PK戦は最初の藤村が相手GKにセーブされ、藤村は泣き崩れる。しかし、その後、プレッシャーのかかる2人目を羽山が落ち着いて決めると、吉川・丹生谷も連続して成功。すると、相手のPKを吉川が2本ビッグセーブで止め、最後のキッカーはキャプテン小野。今大会、長いボールの対応に走り続け、チームのピンチを何度となく救ってきたキャプテンは、しっかりと決め、PK5-4でくりやまFCが勝利!ついに全道大会への切符を手にした。相手との接触で、延長戦の途中から無念のリタイアをした加藤は嬉し泣き。ベンチの選手達も泣き崩れていた。
キャプテン小野は今大会の最優秀選手に選出。プレーも、プレー以外のキャプテンシーも実に立派な、頼れる選手に成長したことをうれしく思います。

VS北広島 ○2-2(2-1/0-1/0-0/0-0/PK4-2) 得点者 藤村 奥河

全道出場!!

指導者としても今までの色々なシーンが胸をよぎり、涙がこぼれそうになる、実にドラマチックな展開だった。試合前、選手達には、「サッカーの神様が味方してくれて、あの負け続けたくりやまFCが、ここまで来れた。北広島も、今まで戦ってきたどのチームも、全部くりやまFCより強いけど、全力で頑張っている選手には、きっと神様が味方してくれるだろうから、今までのトレーニングの成果を思い切って発揮してくるといいよ」と伝えた。これまでの戦いと同じように、この大会でも明らかに相手チームの方が強かったが、運を味方にできたのは、選手達の最後まであきらめない粘り強さだったのではないか。

続く第2試合も、北村が0-0のPK戦の末、代表権を獲得。昨年度に引き続き、空知の2チームが道央ブロックの2枠を確保することができた。北村の選手達も保護者も、くりやまFCの選手を懸命に応援し、くりやまFCの選手や保護者も、北村のために精一杯応援した。普段はライバルチームであっても、道央ブロックの予選においては、同じ空知の仲間。共に全道大会での健闘を誓い合った。北村の指導者・選手・保護者の皆様、おめでとうございます。共にがんばりましょうね!

夜の祝勝会では、おやぢ軍団の熱すぎるトークで、なかなかくりやまFCの奥様達とはお話することができなかったのが残念です。監督が気持ちよさそうに語っていましたね。本当にマンガみたいな、「少しずつ成長する弱小チーム」という図式でしたが、このがんばりは保護者の皆様のあたたかいサポートのおかげです。小さい頃から何年間も負け続け、涙を流し続けた選手達の冒険は、まだまだ続きます。

育成年代では、勝利「だけ」が価値ということではありません。大切にしなければならないことはたくさんあります。しかし、高いステージで、強い対戦相手との戦いの中で選手達が大きく変身していくということも事実です。やっと選手達は「全道大会」というステージに上がれたので、ここからのTRで、更に変身を促していきたいと思います。
おやぢ軍団は、2次会でも熱かったですが・・・みんなで力を合わせて前に進みましょう!

大会運営に携わってくれた小樽地区の協会の皆様、たくさんの応援メールをくれた空知の指導者の皆様、ありがとうございました。強運のくりやまFCは、ここからまた頑張ります。




記事URL | 試合結果 | トラックバック(-) | コメント(1) | 【01:17】
コメント
くりやまFCの皆さん全道大会出場おめでとうございます。
空知予選から延長戦や激戦の連続で喜びも倍増ではないでしょうか!?
普段はライバル(と見て貰えてるかは定かではないが)ですが、1日目で終了してしまったため草葉の陰から応援してました。
学生時代を過ごした町の悪友の息子が所属するチームが全道大会進出なんて・・・嬉しいです!
全道大会もガンバって下さい!!

カヨちゃん寺ぶーおめでとう。ついでにフジくんも・・・

隣町の保護者より
【2010/05/17 03:01】 URL | #-
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