空知支部合併後の初優勝!2年連続の全道出場!

2010.06.03
栗山高校監督の梅田です。
5月26日(水)~28日(金)にかけて栗山町ふじスポーツ広場にて開催された全道高等学校総合体育大会サッカー競技空知支部予選会(インターハイ空知支部予選)が行われました。当番校として、運営にあたりました本大会ですが、決勝戦において宿敵の駒大岩見沢を破って昨年度新人戦での決勝戦でのPK負けのリベンジを果たし、H20年度より南北空知合併大会になってからは初となる優勝を飾り(南空知大会を含めるとH9年度以来の4度目)、2年連続のインターハイ全道大会出場権を獲得しましたのでその報告を致します。
優勝
□1回戦:栗山12-0長沼・美唄・美工
[得点者]野口⑤、天野①、藤原由①、赤間③、藤原以①
力の差が歴然とした中でのゲームではあるが油断することなく集中すること、中盤では2タッチ以下を目標に速い判断をミーティングで確認してゲームに臨む。立ち上がりわずか1分にエース野口が幌村からのロングパスを簡単にループシュートで先制すると、チームの緊張も一瞬でほぐれて、チャンスを数多く作って怒濤のゴールラッシュ。しかし、成田・赤間の両サイドMFからのクロスに対して中が合わせきれず、クロスが直接相手GKにキャッチされる場面が多い点、相手のレベルに合わせてパススピードが遅くなってしまうという点が課題として浮き彫りになる。また、後半は大差がついたために今後の勝ち上がりに向けて、1年DF吉田、左MF藤原以、3年横道史ら控え選手の出場機会を意図的に設けるため、また、ケガ人を無理させないために選手交代枠を惜しみなく使う。しかし、ベンチの意図が理解できずに選手交代に不満な態度を示す選手がいたり、ベンチの雰囲気もバラバラである。スコア的には圧勝ではあるがチーム(スタメン、控え選手、スタッフを含めて)はとても一丸になっているとは言えずに課題は山積み。しかしながら、エース野口の5ゴールをはじめ、サイドMFとしての得点力を期待されている赤間の3得点など得点力が期待されている選手や交代出場の選手がゴールを決めたことは、GW室蘭合宿から得点力不足に悩んでいたチームにとっては明るい材料となった。しっかりと選手ミーティングをして各自の、あるいはチームの課題を整理して2回戦に臨む。

□2回戦:栗山5-0滝川
[得点者]成田①、天野②、野口②
2回戦の滝川も栗山がしっかりと力を発揮すれば大差がつく相手。試合前のミーティングでは昨日の課題であるクロスに対するFWの合わせ方、パススピードのアップを確認。そして何よりも、スターティング選手、控え選手ともどうやってチームの勝利に貢献するか、という役割について考えて自覚と責任を持つことを確認して臨む。開始1分という立ち上がり、左スペースに飛び出した成田がそのまま持ち込みシュート、こぼれ球を押し込んであっという間に先制して主導権を握る。しかし、前半終了間際にオフサイドの判定に苛立った藤原が審判に対して異議、さらにハーフタイムにおいてベンチで不満を露骨に態度で示して一発レッドカード。再三の注意や試合中の味方からの声掛けの甲斐もなく、ゲームプランも全てぶち壊してしまう。ミーティングでも「チームの和」の大切さを話し合っており、チームには大きなダメージ。ハーフタイムには急遽、システム変更(4-4-1)と戦術プランの変更を整理して、短い時間の中でキャプテンを中心にメンタルの立て直しを図って後半に臨む。苦しくなるはずの後半であったが、エース野口が勝利決定づける3点目を早々に奪って、チームは「あせり」「不安」から一気に解放される。勝利に確信が持てる状況となった後半途中からは退場に伴う出場停止処分によって手薄になるFW陣の交代選手として出場機会の少なかった2年FW佐々木、膝に不安を抱えるボランチ上坂の交代選手として2年MF横道翔を出場させて、大会3日目の準決勝、決勝と体力的にももっとも厳しくなるダブルヘッダーの大一番に向けての予想されうる全ての選手起用シミュレーションを実践確認して試合を終える。この日の選手ミーティングは本当に重要であり、チーム内の各選手のメンタルのバランス、お互いの信頼関係をしっかりと取り戻せるか・・。GW室蘭合宿でのハードな日程をこなす中であらゆる場面を想定した戦術、システム変更の準備はしてきているが、インターハイ予選の大舞台でチームの底力が試される状況となった。

□準決勝:栗山4-0滝川西
[得点者]野口②、天野①、浅野①
代表決定戦となる準決勝、相手は昨年度北空知支部新人戦の優勝校で第2シードの滝川西。昨日の退場処分に関して規律委員会で2試合の出場停止となった藤原に代わって、右MFの赤間をFWに、右MFにはGW室蘭合宿あたりからメキメキ実力をつけてきた2年生MF浅野を抜擢して臨む。1,2回戦の相手よりはずっと実力があり、ある程度拮抗したゲーム展開を予想して、前線からの積極的なプレッシングでできるだけ高い位置でサイドDFとサイドMFで囲んで奪う組織的な守備が戦い方のメイン。そして奪ったボールをFWにくさびを当ててからボランチが前を向き、カウンターやサイド展開で崩す攻め方を確認して臨む。アップからモチベーションが高い栗山イレブンの立ち上がりは素晴らしくあっという間に決定機を作り出して主導権を握る。FWもシンプルに落としてパス&ゴーでスペースに飛び出してリズムを作る。先制点は狙い通りのボール奪取からゲームメーカーの天野が前を向いてボールを受けてエース野口へのスルーパスを通して鮮やかなゴール、2点目も同じような形から奪って栗山優勢のままハーフタイム。前半に数度、基本的な4バックのカバーリングのミス、中盤のセカンドボールの処理の遅れから相手に決定機を数度作られている点を修正して後半に臨むと、幌村・広瀬の両CBを中心に相手にチャンスを与えず、練習してきたCKから決定的な3点目、さらには選手起用に応えた浅野が4点目を上げる。後半途中からは左MF藤原以、右MF横道史、佐々木FWが出場して運動量とゲームの優勢を最後まで保ったままタイムアップ。

□決勝:栗山2-1駒大岩見沢
[得点者]浅野①、野口①
 決勝は第1シードから順当に勝ち上がった宿敵の駒大岩見沢。昨年度はインターハイ予選の決勝(0-3負け)、選手権決勝(3-5負け)、新人戦決勝(3-3PK負け)、フットサル決勝(3-1勝ち)に続いて5大会連続の同一カード。何といっても代替わりした最初の大会である新人戦決勝のリベンジを果たすべく、チーム作りをしてきた成果を見せるときである。チームとしてはプレッシングのゾーンを7~9mほど下げて、スピードある相手エース小原に栗山DFラインの背後のスペースを与えずに、逆に相手陣地のスペースにスピード、キープ力に優れた野口が飛び出して起点となり、スピードある赤間、浅野がカウンターを仕掛ける作戦。GW室蘭合宿から、全道で戦うための準備として浸透させてきた戦術が見事に機能して、前半30分には野口が右サイドでキープしてゴール前に飛び込んだ浅野が起用に応えて見事なファインゴールで先制。さらにその直後には同じくカウンターから赤間が飛び抜けたところファールを受けてPKの大チャンスを得るが、まさかの失敗。後半には足がつった浅野に代わった横道史から野口へのスルーパスからGKをかわして貴重な追加点。2-0のまま、逃げ切りをはかる。ロスタイム終了間際にFKからヘディングで押し込まれ、1点差に詰め寄られるがそのまま試合終了。
(全道大会は6月15日より帯広市)
記事URL | 試合結果 | トラックバック(-) | コメント(2) | 【09:44】
コメント
優勝おめでとうございます。
立て続けに、全少の全道出場とインハイの全道出場の報告がありました。
この小さな町、栗山町ではありえないほどの快挙だと思います。
いち保護者として、指導者を中心とするサッカーに関わる全ての関係者に敬意と感謝を申し上げます。主役は子どもたちですが、環境を作り上げた関係者のみなさんに更なる期待をしています。
【2010/06/03 21:03】 URL | #-
全道も頑張るので応援よろしくお願いします!
【2010/06/03 23:10】 URL | #-
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